友達が赤ちゃんを連れて工房に来てくれました。
「お食い初め」に使った白木の食器に漆を塗って欲しいと頼まれました。
お食い初めは赤ちゃんが一生食べ物に困らずに無事に成長するよう願いを込めて行う伝統的な儀式ですね。
まだ食べられない赤ちゃんの口にお箸で食べ物もちょんちょんとつける。
友人は京都の出身でそちらの神社での「お宮参り」でこの白木の器を頂いたそうです。
せっかくの記念の器、無塗装のままでは食器として使いづらいけれど、漆で塗ると普段づかいできるようになります。
実はこの子のお兄ちゃんが赤ちゃんの時にも同じように漆を塗りました。
それを5歳になった今でも使ってくれているそうです。
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